陸上自衛隊・佐賀駐屯地に配備された輸送機オスプレイが、訓練のため、25日朝、佐世保市の相浦駐屯地に飛来しました。佐賀からのオスプレイ飛来はこれが初めてです。

25日午前10時過ぎ、佐世保市上空に姿を見せたオスプレイ。

佐賀駐屯地から飛来し相浦駐屯地に着陸すると、その後、離着陸の訓練を繰り返していました。

先月、佐賀駐屯地が開設されて以降、オスプレイが相浦駐屯地に飛来するのはこれが初めてです。

(市民団体リムピース 篠崎正人さん)

「おそらく相浦までの飛行経路の確認、途中どの高さでやるのか、あるいは(飛行)モードをどの時点で転換するのか、そういう基礎的な飛行訓練を行ったんじゃないかと思います。住民の安心できる説明がまず必要じゃないかと思います。そのことがないとなかなか不安というのは拭い去れないんじゃないかと思います。」

佐世保市基地政策局によりますと、オスプレイの訓練は今月29日まで予定されているということです。