8月23日、静岡県伊豆の国市で、狩野川放水路の完成60周年を記念したシンポジウムが開かれました。

テーマは『節目のいま考える「つなぐ」ことの大切さ』です。

1958年の「狩野川台風」は、死者、行方不明者が853人に及ぶ大災害です。

シンポジウムでは、狩野川の近くにある3つの小学校の児童が▼被災者から話を聞いて学んだことや▼必要な日頃の備えなどについて発表しました。

また、パネルディスカッションでは、大学教授や消防団長などが流域治水の取り組みや、水害に強いまちづくりなどについて意見を交わしました。

来場者は、色のついた紙を上げてアンケートに答えるなどして水害への対策を一緒に考えていました。