「約束破られた」放出中止求めるデモも

こうした中、福島市では22日、市民団体が処理水放出の中止を求めて、デモを行いました。参加者は、国と東電が漁業者と交わした「関係者の理解なしに、いかなる処分も行わない」とする約束が破られたまま放出が強行されていると訴えました。

ふくしま復興共同センター・野木茂雄代表委員「この問題を国・東京電力任せにするのではなく、私たち自身もしっかりと考えながら改善・前進できるように進めていきたい」

このデモは、放出開始から2年となる24日まで福島県内各地で行われるということです。