滝沢市で22日、地元の小学生を対象とした地域特産のスイカの収穫体験が行われました。スイカの大きさや味に、児童たちからは大歓声があがりました。

(児童)
「よろしくお願いします!」

滝沢スイカの収穫を体験したのは、滝沢小学校の5年生の児童たちです。
学校の目の前には、スイカの生産農家駿河俊也さんの畑があります。

(児童)
「重いです~!」

2025年は夏の暑さで管理が難しく、つるが枯れる影響も出ましたが、児童4人が代表して出来の良いスイカを選んで収穫しました。
収穫の後はお待ちかねの試食です。

(児童)
「うわ~!」

重さ13キロほどの大きなスイカを切り、みずみずしい真っ赤な断面が見えると、児童たちからは大きな歓声があがりました。

(児童は)
「おいしいです!甘くておいしい」
「とにかくめっちゃ甘いから何個でも食べられる。こんなに大きくなるとは思わなかった」
「苦労かけて作ってくれたスイカだから感謝して食べました」
「おいしかった!」

児童たちがおいしそうにスイカを食べる姿に、生産農家の駿河さんも目を細めていました。

(農家 駿河俊也さん)
「子どもたちがすごく喜んでくれているのですごいうれしい。収穫体験したことを将来にわたって覚えてもらい、滝沢を好きになってくれる人たちがいっぱいできればいい」

児童たちが生産者と触れ合い地域の産業への理解を深めるこの取り組みは、今後も続けられる予定です。