小学生を対象としたものづくり教室が白石市で開かれ、児童たちがペットボトルを使ったヘッドホンづくりに挑戦しました。

ヘッドホンづくりに挑戦したのは白石市の白川放課後児童クラブの小学生30人です。

ペットボトルを切り取って「これが使う部分です」まずは、カッターとはさみを使い、ペットボトルの口の部分と底の部分を丁寧に切り取っていきます。

口の部分には、細い銅線を100回以上巻きつける一方、底の部分には強力な磁石を取り付けます。2つを重ね合わせて、接続ケーブルを取り付ければヘッドホンの完成です。

果たして、音は聞こえてくるのでしょうか?

児童たち:
「あー聞こえる聞こえる、すごい、えー!」

このものづくり教室は夏休みに合わせ白石市が毎年企画しています。

男子児童:
「ヘッドホンがどんな感じなのかわかったし、緊張してたけど出来てよかった。」
女子児童:
「音が耳に入ってくる感じだった。コイルの巻き方とかむずかしかったけど、やったかいがあった。」

児童たちは、市内の電子部品製造工場の社員たちに教わりながら作業を進め、最後に牛乳パックからベルトの部分を作りオリジナルのヘッドホンを完成させていました。