黄色に染まったミクスタ、最後のギラフェス

8月16日、JR小倉駅から徒歩10分の距離に位置するミクニワールドスタジアム北九州は、黄色に染まっていた。
年に一度の夏の祭典「ギラヴァンツサマーフェスティバル(通称:ギラフェス)」として行われた、ギラヴァンツ北九州 対 奈良クラブの一戦。
26-27シーズンからは秋春制が採用されるため、夏の祭典としては最後の開催となった。
クラブは「ミクスタ満員プロジェクト」と銘打ち、過去最多の14,935人を超える来場者数を目指し、様々な取り組みを行ってきた。

その努力は実り、チケットは前売り段階で完売。
来場者数は15,242人と、見事に歴代最多の来場者数、そして満員となった。
全員に配布された特別ユニフォームにサポーターが身を包み大部分が黄色く染まったスタジアムは美しく、試合前からワクワクさせてくれた。
上位争いを演じる2チームということもあり、奈良からも多くの奈良クラブサポーターが詰めかけ、黄色と青のコントラストは勝負への期待感を増幅させてくれていた。