大量のカキ殻が漂着して、海水浴場が開設できなくなっている宮城県石巻市の長浜海岸で9月にカキ殻を回収する清掃活動が初めて行われることになりました。

宮城県の石巻湾に面した長浜海岸では、養殖施設から落ちたと見られるカキ殻が、2023年ごろから大量に流れ着くようになりました。

この影響で海岸の一部を使った渡波海水浴場は、2024年に続き2025年も開設が見送られました。

こうした事態を受け海岸を管理する県は、地元住民の協力を得てカキ殻を回収する清掃活動を初めて実施することを決めました。

清掃活動の後、カキ殻の漂着量などをモニタリングしていく方針です。

清掃活動は9月1日午前7時半からで、一般の参加も可能だということです。