■ブナが大凶作、さらに出没が増えるか

今年はクマのエサとなる山のブナが大凶作になる見込みです。

小野寺さんは、今後もクマの街への出没は考えられるとした上で、身の回りの環境整備の重要性を訴えます。

鶴岡市 小野寺レイナさん「不要果樹とかを伐採していただいたりとか、そういったことでクマを寄せつけない環境をつくるような補助金をぜひ活用いただいて、クマを自分の家の庭に滞在させない環境を整備していただくということをお願いしています」

エサとなる樹木で不要なものを伐採するなどの補助金は、自治体のホームページなどで確認できるということです。

人とクマのすみわけをどうしていくか。クマとの距離が近くなる中、暮らしの中での対策が求められる状況になっています。

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