【伊藤記者リポート】
「会津若松市は朝から青空が広がり非常に日差しが強くなっています。ただ時折、風が吹くので涼しく感じられるときもあります」

連日つづく厳しい残暑。
福島県内は21日も高気圧に覆われて各地で気温が上がり、体に堪える暑さとなりました。
県内に30ある観測地点のうち6地点で35℃以上の猛暑日に。
また、3地点では今年の最高気温を記録し、いわき市山田で8月の観測史上最高を更新しました。

最高気温が33.5℃を観測した会津若松市の鶴ヶ城公園では、日傘を差す人やミストで涼む人の姿が見られました。

【喜多方市から来た人】
「暑いです。外に出たくないような感じ」

【滋賀から来た人】
「皮膚に絡みつくようなねっとりとした暑さを感じる」

消防によりますと、この日県内では14人が熱中症の疑いで救急搬送されました。
県内では、あす以降も気温が高い日が続く見込みで、特に今週末は会津と中通りの最高気温が37℃と体温超えの暑さが予想されています。
引き続き熱中症に注意が必要です。

暑さを少しでもしのごうとプールで遊ぶ子どもたち。

この日は、1876年8月21日に現在とほぼ同じ姿の福島県が誕生したことから、1997年に制定された「県民の日」で、ここ本宮市のプールを含め県内108の施設が無料開放されました。

最高気温34.8℃と猛暑日寸前となった本宮市の小中学校は、この日が夏休み最終日。
親子で楽しむ姿も見られました。
夏休みの思い出を聞いてみると…

【訪れた人】
「ディズニーです!東京タワーとスカイツリーに行ってきた」

【訪れた人】
「自転車でどっか行ったりゲームしたりした。宿題は終わった?全部終わりました」

県教育委員会によりますと、県内のおよそ120の小中学校であすから2学期が始まるということです。