四国新幹線の整備を促進しようと東京で決起大会が開かれ、国に対し四国新幹線の早期実現を求める決議案が採択されました。

四国新幹線は交流人口の拡大や地域活性化を目指し4県の知事や経済界の代表らでつくる「整備促進期成会」が誘致に向け様々な活動を進めています。21日、東京で開かれた決起大会には約700人が出席しました。

(四国新幹線整備促進期成会 長井啓介 会長)
「日本が活力を維持・増進させていくためには、地方創生が不可欠。そのための切り札となる新幹線は必須の基礎的なインフラである」

四国新幹線をめぐっては2023年、岡山から瀬戸大橋を通り、四国4県に線路をつなげる整備ルートで方針が一致。期成会は2024年6月から早期実現に向けた署名活動を展開し、45万2038筆が集まりました。

(高知県 濵田省司 知事)
「まずは国のほうで整備に向けて法定調査費という予算を計上してもらうことが全てのスタート。引き続き四国4県とも協同して、国・政府を動かしていくというところに全力を尽くす」 

決起大会の後、期成会のメンバーは自民党の整備新幹線等鉄道調査会の稲田朋美会長に決議要望書と45万人分の署名目録を提出し、四国の新幹線の早期実現を強く要望しました。