福岡県田川市が認可する私立保育所で、保育士が園児の頭やほおを何度も叩いていたことが分かり、市が21日会見を開き謝罪しました。
保育所はこの保育士を2日後に懲戒解雇としました。
田川市 村上卓哉 市長「このたびは誠に申し訳ございませんでした」
田川市によりますと8月4日、私立保育所の5歳児クラスで、園児の多くが給食を食べ終えて仮眠を取る中、1人の園児が給食を食べ続けていました。
そして園児が給食を食べ終えて立ち上がった際、担任の保育士が口の中に食べ物が残っていないか威圧的に聞きながら、ほおを2回、頭を2回叩いたということです。
園児にけがはありませんでした。
保育所はこの保育士を自宅謹慎にし、2日後の理事会で懲戒解雇とすることを決めました。
理事会の聞き取りに対し担任の保育士は、「何も言うことはありません」と話しているということです。
福岡県と田川市は今後保育所に指導などの対応を行い、再発防止策を求める方針です。