台風12号は21日、九州南部付近をゆっくり東に進んでおり、九州南部では線状降水帯発生のおそれがあります。台風の影響で大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴う非常に激しい雨が降って大雨となる所があります。また、北日本から東日本にかけては、前線を伴う低気圧の影響で大雨や落雷に注意が必要です。23日にかけては本州付近は高気圧に覆われ、猛暑日となる所もあるため熱中症への警戒も必要です。

台風12号が九州南部に接近、大雨に警戒…

台風12号は21日、日置市の西をゆっくり東に進んでいます。九州南部では、活発な雷を伴い、猛烈な雨が観測されています。

鹿児島県では、土砂災害警戒情報、記録的短時間大雨情報、竜巻注意情報が発表されています。また、台風の周辺では、強い風が吹き、波が高くなっている所があります。

台風12号は九州南部付近に進み、22日朝までに熱帯低気圧となり、23日朝までに四国の南へ進んで勢力が弱まる見込みです。

台風や熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴う非常に激しい雨が降って大雨となる所があります。

衛星画像(21日午後4時 気象庁)