1度きりのチームで挑む大舞台

この日は1か月後に控えたナンバーの練習日。中学2年生から24歳までの19人による1度きりのチームで、中西さんに憧れを持つダンサーも参加しています。

チームメンバー(高校生)「中西さんの動きをコピーした上で自分のものにする。インプットしてアウトプットする作業が一番難しい。でもやりがいあるし、自分の成長に繋がるので絶対しないといけない」

一方、チームを率いて振り付けを担当する中西さんは、ダンサーの個性や動きがより際立つように少人数でのパートを盛り込むことにしました。誰が見てもダンスの楽しさが伝わる見せ方にこだわります。

中西さん「これじゃないなとか、もっと違う音のとり方の方が動きが見えるとか、考え込みすぎちゃうタイプです」

迎えた当日。ナンバーのイベントは九州では初開催です。会場には約1000人の観客が詰めかけ、舞台裏の中西さんたちにも緊張感が漂います。

中西さん「こんなステージ滅多にないと思うので楽しむことメインで、頑張りましょう!」