7月27日、福岡県でダンスイベントが開かれました。披露されたダンスは「ナンバー」と呼ばれる形式で、普段、別々に活動するダンサーが大人数のチームになる1度きりのダンス作品です。
九州を中心に18チームが出場しました。
※7月31日放送

オーガナイザー 飯田勇翔さん「振り付け師がつくる作品がナンバー。九州や東京で人気のある振り付け師たちによる作品のイベントです」

表現のバリエーションや大人数での構成力が求められます。熊本のチームも出場し、その振り付けを担当したのが、菊陽町に住む中西陽飛さん(21)です。

中西陽飛さん「ダンスをやっていない方もお客さんにはたくさんいらっしゃるので、そういう人にも衝撃というか、見ていて『おっ』とくる感じを作れるかが鍵だと思う」

ダンス歴16年で、過去には人気アーティストのバックダンサーとして東京ドームにも立った経験があります。去年は大学生ダンサーの日本代表にも選ばれ、世界大会で優勝するほどの実力の持ち主です。

中西さん「東京に自分が足を運んで得たものとか学んだものとかを、皆を通してお客さんにボンっとインパクトを与えられたらいいなと」

そんな中西さん、普段は熊本学園大学に通う現役の大学生です。活動の幅を広げたいと英語を専攻しています。

中西さん「色んな機会で、海外にもこれから仕事で行けたらいいなと思う」

普段の中西さんについて大学の友人は。

大学の友人「ダンスでめちゃくちゃすごいと思うんですけど、大学ではそんな感じじゃない。いい意味で、普通」「逆に活躍しているところをみると意外な感じがする」

中西さん「ダンスの関係で授業に来られない時も、優しく教えてくれる。本当に友達の存在に助けられている」

授業を終えるとほぼ毎日レッスンへ向かいます。