きょう21日(木)の広島県内は、おおむね晴れましたが、午前中から北部山沿いを中心に局地的なにわか雨の地点がありました。日中の気温は、府中市で36.7  ℃ 広島市中区で34.0℃を記録するなど、厳しい暑さが続いています。

22日(金)引き続きおおむね晴れる 厳しい残暑続く 夏バテ対策は万全に

上空の夏の高気圧の勢力が強く、あすも引き続きおおむね晴れるでしょう。熱帯低気圧由来の湿った空気・高気圧の縁を回る暖湿気が流れ込み、ごく一部狭い範囲でにわか雨の可能性があります。

最低気温は、きょうと同じくらいで沿岸部を中心に寝苦しい夜が続いています。広島市中区では、けさまでに10日連続で熱帯夜となっています。引き続き夜間の熱中症に注意してください。日中の気温は、35℃前後の地点が多く、あすも日差しが強烈で厳しい暑さが続きます。室内にいる時も適切にエアコンを使用し、体調管理にはご注意ください。

しばらく夏の高気圧の勢力が強く、晴れの天気が続くでしょう。今週末は、上空の高気圧の勢力がさらに強まり、県内上空にさらに暖かい空気が流れ込むため、猛暑日地点が多くなる見込みです。お盆期間後半から、厳しい暑さが復活し熱中症で搬送される方も増加傾向です。引き続き万全の熱中症対策が必要です。

連日厳しい残暑が続いていますが、この暑さはいつまで続くのでしょうか。気象庁は最新の3か月予報を発表しています。これによりますと、この先も厳しい残暑は長引き、特に9月・10月の平均気温は平年より高く、夏が長引き秋の訪れは遅い予想です。これは、上空の偏西風が平年より北を流れる予想で、南下が遅く、寒気がなかなか降りてくることができないことが理由の1つです。11月の平均気温は平年並の予想で、ことしも秋が短く足早に冬がやってくる見込みです。降水量は、10月が平年並から平年より多い予想です。秋雨の時期が遅れてやってくる予想となっています。