この台風は18日(月)に台風まで発達する予想が出ていました。しかし、その後、発達はしない予想に変わっていました。そこからまた一転、きょう(木)になって、再び台風まで発達する予想に変わったのです。
なぜ、台風になる見込みになったのか?原因のひとつは「海面水温」です。
27℃以上のエリアが東シナ海だけでなく、広い範囲に広がっています。
海面水温が高いと、台風のエネルギーになる暖かく湿った空気が入り、熱帯低気圧は発達しやすくなります。そのため台風まで発達したとみられます。
台風12号は、22日(金)には熱帯低気圧になる見込みですが、地球温暖化の影響で、海水温が高いエリアが北上していて、日本近海で台風が発生し、発生後、すぐに上陸ということもあります。10月までの台風シーズン中は、特に情報をこまめに入手するようにしてください。