九州の西にある熱帯低気圧が、きょう午前9時に台風12号「レンレン」になりました。

現在、中心は鹿児島県の薩摩川内市の西の海上にあり、ゆっくりと北東方向へ進んでいます。九州には風速15メートル以上の強風域がかかり、あす(金)には九州に上陸するおそれがあります。

この台風の湿った空気の影響で、鹿児島県(奄美地方を除く)ではきょう(木)夕方~あす(金)夕方にかけて、線状降水帯が発生して、大雨災害の危険度が急速に高まるおそれがあります。

すでに、21日朝の時点で、鹿児島県には土砂災害警戒情報が出ていて、命に危険を及ぼす土砂災害がいつ発生してもおかしくない状況となっています。