勤労感謝の日の23日、あいにくの雨となりましたが、大分県内各地の紅葉の名所やイベント会場は家族連れなどでにぎわいました。
晩秋の祝日を彩る紅葉。城跡を囲むモミジやイチョウが鮮やかに染まる23日の「岡城跡」(竹田市)です。色づいたおよそ2500本の木々と歴史を感じさせる石垣とのコントラストが訪れた人を魅了します。
(観光客)「きれいだったです」「期待以上に良かったです」「桜吹雪もいいけど木の葉が散るのもいいねと話していた所です」

一方、全国有数の観光地、由布市湯布院町。あいにくの雨模様にかかわらず大勢の観光客でにぎわいました。紅葉の名所「金鱗湖」では、もみじ狩りの時期も終盤となりましたが、それでも水辺を囲むような美しい紅葉が観光客を出迎えます。
(観光客)「ふだん見れない光景なので見られて良かったです。」「あまりにもきれいだったからびっくりしました」「真っ赤だけでなく緑も少し混ざってるじゃないですか、そのコントラストがいいですね」

一方、中津市本耶馬渓町では青の洞門の北側で深まる秋の絶景を楽しみながら茶をたてる野点が行われました。
(観光客)「こんな美しい風景を眺めながら(お茶を)いただいたことがないので今日は良かったです」「紅葉も眺めながら日頃の疲れを癒したいと思います」

日本らしい秋の風景や伝統の文化を楽しめた休日。来週にはもう師走を迎えます。