来年の大型観光キャンペーン「デスティネーションキャンペーン」に向けて、山口県内の観光地の魅力を発信します。秋に始まる「プレキャンペーン」の概要が20日、発表されました。
「山口デスティネーションキャンペーン」は、来年10月から12月までを中心に、JRと行政が一体で展開する観光キャンペーンです。これに先だったプレキャンペーンは、ことし10月から12月まで行われ、限定の観光ツアーなど200を超えるイベントが発表されました。
山口市の国宝・瑠璃光寺五重塔の内部を公開する特別拝観や、錦帯橋の点検や補修を担う職人が案内するガイドツアーなどが行われます。県内の在来線が乗り放題になるチケットと、観光施設の入場券などがセットになった周遊パスも販売されます。
村岡嗣政 知事
「山口の自然や歴史、文化、温泉、グルメなどたくさんの魅力があります。もっと多くの人に知ってもらい、楽しんでもらいたい」
JR西日本 飯田稔督 広島支社長
「しっかりと観光列車や新幹線のネットワークを活用して、山口県内のさまざまな魅力を全国に届けて誘客を図りたい」
県やJRは、プレキャンペーンでの観光客の反応や感想をもとに、来年のキャンペーンに向けて内容を充実させることにしています。