鳥取県米子市の夏まつり「米子がいな祭」。
しかし、あいにくの雨のため、今年の祭りの目玉がいな万灯のパレードは中止になってしまいました。
そこで、担ぎ手たちの披露の場をと代替イベントが開催されることになりました。

8月9日、米子駅前通り。
「中止となります」
「えーー」

雨のため中止となった万灯パレード。

1年間この日を目指して懸命に練習してきた担ぎ手達からは、落胆の声が出ました。

そこで、米子がいな万灯振興会は、「万灯40周年の節目の年に披露の場を」と、改めて「万灯祭」を開くことを決定しました。

米子がいな万灯振興会 松浦啓介会長
「残念ながら全チーム参加という事にはなりませんけども練習してきたチームがやはりどこかで披露したいという事と練習の成果を市民の皆様に見ていただきたいというような万灯に熱が入ったチームが参加してくれるので見てる人たちも見ごたえのある万灯祭になるかなと思います」

パレードに参加予定だったチームのうち、16チームが参加、本番と同じく3チームずつが演技を行い審査されます。

室内で行われるため、風などの影響も受けず、レベルの高い演技が期待されます。

また万灯祭では来場者も万灯を体験できる「ふれあいタイム」が設けられる予定です。

米子がいな万灯振興会 松浦啓介会長
「市民の万灯である必要があると思っていて、そのためには見てもらうのもそうなんだけど触って、担いで体感してもらうってのが大切かなと思っていて」

万灯魂「灯魂」を胸に秘めた担ぎ手たちの熱い演技が繰り広げられる「万灯祭」は、8月24日(日)米子コンベンションセンターで午後1時からです。