夏休みも終わりに近づいてきました。子どもたちに夏休みの思い出を作ってもらおうと、山口県山口市で20日、竹細工や流しそうめんを楽しむイベントがありました。
山口市陶で行われた地域の子ども会と陶地域交流センター主催の「夏休み子ども講座」。陶小学校の児童やその家族ら、およそ80人が参加しました。
まずは、竹に足を乗せて遊ぶ「竹ぽっくり」を作りました。竹は地域の人がこの日のために切り出したものです。のこぎりで切るコツを教えてもらい、あっという間に完成。子どもたちは早速自作の竹ぽっくりで歩き回っていました。
竹細工を楽しんだあとは流しそうめんです。およそ100人分のそうめんが用意されました。
児童
「来た!ちょっとしか取れんかった。流れていった」
子どもたちは勢いよく流れるそうめんを逃すまいと、夢中で手を伸ばしていました。この「夏休み子ども講座」は今年で4回目で、工作教室や社会見学など、25の体験イベントが用意されています。なかでも、流しそうめんは毎年一番人気です。
児童
「おいしいです」
「楽しくていっぱい取り過ぎておなかいっぱいになった!」
地域の人
「子どもたちもみんな集まって。お手伝いできるから、高齢者も元気でやっとります」
おなかいっぱいになるまで流しそうめんを楽しんだ子どもたち。夏休みのよい思い出になったようです。