「旅先での一期一会を作品に」 25歳の画家が旅を続ける理由

神社で修行をしたからこそ生み出せた作品。ならば、訪れたその場所・人・風景との出会いでしか描けないものがあるはず…そして武久さんはアトリエカーで旅に出たのです。

訪れる場所は観光名所だけではありません。気になる場所があれば、どこでも立ち寄り筆をとります。

(武久輝也さん)
「ちらっと見えて、第一印象というか、あ、いいかもみたいな。そういう一期一会の風景を見逃さずに絵にしていきたい」

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新たな日本画を作り上げるのにかかる期間は半年以上。今は、風景から得た直感をそのまま日本画で表現できるよう、鍛錬の日々です。

(武久輝也さん)
「葛飾北斎とかもそうですし、旅をして、そこから題材を得て絵を描くというのは、本当に画家には欠かせない事だと思うので、やるには徹底的にやろうということですね」

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アトリエカーだからこそできる新たな挑戦。25歳、駆け出しの画家の日本画の旅は始まったばかりです。