◆マダニ感染症「SFTS」の症状や特徴は?

森田絹子キャスター:
SFTSウイルスとはいったいどういった感染症なのか、整理していきましょう。

 SFTSウイルスは、6日~2週間の潜伏期間の後、発熱などの症状があらわれます。

重症化すると死亡するおそれもあり、致死率が最大で30%となっています。

そして、イヌやネコへの感染も報告されています。

マダニに刺されていなくても感染する可能性もあり、三重県では5月にSFTSウイルスに感染したネコを治療した獣医師が死亡しています。

堀啓知キャスター:
これは全国ニュースとなり話題になりましたね。
6月は韓国で、SFTSウイルスに感染した患者を治療した医療従事者の内、9人中7人が感染しています。
まだ未知な部分も多いので受け止めるのが難しいんですけれど、こういう存在がいるということは普段から気を付けなければいけませんね。

コメンテーター 平野龍一さん:
初期症状が風邪みたいな感じなので、ちょっと病院に行くかどうか悩むところだと思います。

堀啓知キャスター:
実際、135人の速報値で発表されましたが「報告があった数」ですからね。
気付いていない人がいる可能性もあるかもしれませんね。