福岡県宗像市で行われている「王位戦」七番勝負の第4局。
勝負の行方も気になりますが一方で毎回注目が集まるのが、対局の合間に提供されるご当地グルメ、いわゆる「勝負めし」です。
「若きスター棋士」は何を選択するのか、地元の市民たちも特別な思いで見守っていました。
会場は記録的な大雨で被災

藤井聡太七冠
「宗像大社などあって歴史のある場所という印象も持っていますし、この対局にあたっても地元の方に高い熱意を持って迎えていただいている」
宗像市では8月9日から11日かけて、600ミリを超える記録的な雨が降りました。
被害を受けたのは、棋士2人の攻防が繰り広げられているこの施設も例外でありません。
担当者によると、隣接する山からの土砂や雷によって、施設内のプールが利用できなくなりました。

宗像ユリックス 総務部 塩野敬幸さん
「山からの砂が流入してきて、大雨の影響で、泥が沈んでいる状態、落雷の影響で全部停電したので水中ポンプのモーターが水没してしまってプールが流れない状態になってしまって今シーズンの営業は終了した」
ファンも注目勝負めしは

今回の豪雨は市民の生活に大きな爪痕を残しましたが、19日は藤井七冠を一目見ようと会場に足を運ぶファンの姿がありました。
会場を訪れた60代女性
「ひと目、ちょっとお会いしたい、お会いできたらいいかなと思ってですね。会えるか会えないか分からないですけど来てみました」
会場を訪れた80代男性
「勝負めしとか、勝負おやつとか、そういうのを非常にみなさん楽しみにしておりますのでね。地元で非常に明るい王位戦じゃないかと思っています」
地元のみなさんの注目が集まる勝負めし。
対局会場に運び込まれたメニューとは?














