新学期を前に、大分県佐伯市で19日、通学路の点検が行われ、教育委員会や警察など関係者が危険箇所を確認しました。
佐伯市教育委員会は毎年、市内の小中学校から通学路の危険箇所の報告を受け、点検を行っています。2025年度は37か所の報告があり、19日は米水津中学校周辺の2か所について、警察や土木事務所など関係者8人が現地を確認しました。

学校からは、歩道と車道の段差解消の要望が出されていて、実際に自転車通学の生徒が転倒する事案が発生しています。
(米水津中学校・赤峰武寿校長)「特に1年生が入学して間もないころは自転車に慣れていないので、転倒する危険性があります。通学路の安全がより向上することを願っています」
点検の結果、この段差については県佐伯土木事務所が改善策を検討することになりました。市教委では今後も関係機関と連携し、通学路の安全確保を進めていく方針です。