長崎県は、2024年度の一般会計の決算について、11億3千万円あまりの黒字の見込みであることを発表しました。

2024年度の長崎県の一般会計の決算は、歳入が前の年度に比べて1.2%少ない約7742億円で、歳出は、1.5%少ない約7577億円でした。

翌年度に繰り越す財源を差し引いた実質収支では、11億3千万円あまりの黒字となる見込みです。

これは全国的な経済の持ち直しに伴い、県税収入が過去3番目に多い1334億円となったほか、地方交付税が48億円あまり増額されたことなどが主な要因となっています。

長崎県財政課は「物価高騰など社会経済情勢を十分に注視しながら引き続き健全な財政運営に努めていきたい」としています。