台風に関する豆知識。「台風はどれくらいまで近づくと『接近』というのか?」身近な疑問を解説していきます。
「接近」の定義は300km以内
台風の「接近」とは、台風の中心が300km以内まで近づくことです。

“300km”というと、直線距離で仙台から東京くらいの距離です。
宮城では「仙台」と「石巻」から距離を測定
では、宮城県の場合、台風の中心までの距離をどこから測るのか?
宮城県では「仙台」と「石巻」の2地点から台風の中心までの距離を測ることになっているとのこと。

これにより、台風が宮城県に「接近」したかどうかの判断がなされます。
2025年の台風接近数は7月に急増
番組では台風の接近数に関する統計情報も紹介されました。グラフでは青色が平年の接近数、赤色が今年の接近数を示しています。

6月頃までは平年並みか平年より少なかった台風の接近数ですが、7月になって急増しているとのこと。グラフによると、7月の接近数は今年6個となっており、平年値を大きく上回っています。
これからが台風シーズン
さらに、8月・9月は年間を通して台風の接近数が最も多くなる時期で、平年値は3.3となっています。
これから台風の接近数も全国への接近数が増えてきますので、台風の最新情報にはお気をつけください。

気象庁のホームページを参考にした統計によると、これからの時期こそ台風への警戒が必要となりそうです。熱中症とともに、台風情報にも注意が必要な季節となっています。