「メディア・エンタメ業界」の遅れ “種”に対しどう取り組んでいくか
メディア・エンタメ業界の問題意識について専門家は次のように指摘します。

オウルズコンサルティンググループ 矢守亜夕美執行役員(ビジネスと人権の問題に詳しい)
「女性軽視的な文化がなかなか無くならないことも、業界の中の方からも非常によく伺うところ。メディア・エンタメ業界として、言ってしまえば大きくずれている、遅れをとっているところを、いかに変えていけるのか、追いついていけるのか、非常に今問われていると思います」
また、事案が深刻化する前の“種”は、どの組織にも共通して見られるともいいます。

オウルズコンサルティンググループ 矢守執行役員
「現場では、小さい出来事であれば日々起こっている。“種”が無数にあるのが、日本社会の課題だと思っています。これをいかに早い段階で対応していけるか、防ぐために取り組んでいけるかが、人権の世界の中で非常に大事になってきます」
小川彩佳キャスター:
福山さん側と第三者委員会の見解では、食い違う部分があります。
いずれにしても、接待要員のような形で社員を会合に参加させる、テレビ・エンタメ業界の体質や、根底にあるコンプライアンス意識の欠如といった問題が、改めて浮き彫りになったということだと思います。変わらなければなりません。














