夏休みでにぎわうかごしま水族館に、きょう18日、新たなジンベエザメが仲間入りしました。現場から坂元キャスターに伝えてもらいます。

かごしま水族館の入口はいってすぐに広がる黒潮大水槽。こちらにきょう18日から仲間入りしたのが、ジンベエザメの「11代目ユウユウ」。

全長4.2メートル、重さおよそ500キロの若いオス。

かごしま水族館では、2000年から鹿児島近海で捕獲されたジンベエザメに「ユウユウ」の愛称をつけて展示。先代のユウユウが18日あさ、海に戻るため水族館を旅立ったため、18日、11代目が迎えられた。

11代目ユウユウは、先月、南さつま市笠沙町の定置網にかかり、1か月ほど、海上のいけすで餌付けなどをしながら健康状態の確認をしてきました。

そして、18日午後3時すぎに南さつま市を出発し、トレーラーで移動。午後6時すぎにかごしま水族館に到着すると、300人の観客に見守られながら、輸送用のコンテナから大水槽に移されました。

魚たちの中でひときわ大きなユウユウがお客さんの前を通ると、歓声があがっていました。

水族館によりますと、ユウユウは食欲旺盛で元気で活発な男の子だということです。

館長の佐々木さんです。11代目ユウユウ、どんな存在になってほしい?
「水槽にでたとき、まだ小さいけど、これから大きくなる予感ができる元気な個体だと思った。これまでのユウユウと同様に、市民の皆様、来館者の皆様に親しまれる存在で応援してもらえたら」

以上、中継でした。