集中豪雨の影響で、一部区間で運転見合わせが続いているJR肥薩線の復旧は、来年にずれ込む見込みであることがわかりました。

18日の日豊本線・重富駅近くです。作業員による復旧工事が進んでいます。

JR九州によりますと、日豊本線と肥薩線の一部区間は、線路に土砂が流れ込むなどの影響で今も運転見合わせが続いています。
肥薩線は吉松と隼人の間で運転を見合わせていて、復旧工事に時間がかかり「年内の復旧は難しい」ということです。

JRは来月1日からバスの代替運行を予定していますが、それぞれの駅に停車するかどうかは未定です。なお、吉松と八代の間は2020年の熊本豪雨で被災し、復旧の見通しは立っていません。

日豊本線は鹿児島と西都城の間で運転を見合わせていて、今月21日から鹿児島と国分の間で本数を減らして運転を再開します。また、霧島神宮と西都城の間は今月26日の運転再開を目指しています。
国分と霧島神宮の間は来月下旬の運転再開を目指し、今月26日から当面の間、バスによる代替運行を行う予定です。