むらやま徳内まつりが始まるのを前に地元の高校生が先端技術を使って作ったまつりのお守りが完成し、市長に届けられました。

木札に刻まれた、精巧な文字や模様。
きょう、市長に贈呈されたのは村山産業高校の生徒が製作した、むらやま徳内まつりのオリジナル木札です。

むらやま徳内まつりは軽快なお囃子に合わせ踊り手が力強く華麗な踊りを繰り広げるまつりで、お守りとして木札を身につけ踊るのが伝統です。

村山産業高校では3年前から、コンピューターの仕組みなどを学ぶ電子情報科の生徒たちがオリジナルの木札を製作しています。
医療などでも使われる最先端のレーザー加工技術を使い、今年は生徒5人が300枚の木札を作り上げました。

木札は市を通して祭りの協賛企業などに配られるということです。
村山産業高校 電子情報科3年 柴田希生さん「こういう大イベントに参加できるのは、光栄なことでうれしいです。3年生で習った、機械についてのこと、電気工事のことをすべて活かして今回のことができたので、これまでの努力は無駄じゃなかったんだなと思います」
むらやま徳内まつりは、宵祭りが今月22日、本祭りは23日から2日間行われます。
