サッカー明治安田J3の福島ユナイテッドFCは、上位の栃木シティに対し、持ち前の攻撃サッカーで真正面から挑みました。
4試合ぶりの勝利を目指す12位のユナイテッド。16日、ホームに3位の栃木シティを迎え撃ちました。
試合が動いたのは前半23分、一瞬の隙にボールを奪われ、そのまま栃木に先制を許します。しかし、ユナイテッドはすぐさま反撃に出ます。左からのクロスに、決めたのは大卒ルーキー當麻。クロスをワンタッチで押し込み、同点に追いつきます。
しかし、1対1で迎えた後半9分、個人技から再び栃木に得点を許します。
しかし、やられたらやり返す!後半33分、決めたのは上畑佑平士(うへいじ)。上畑のゴールで再び試合を振り出しに戻します。
ホームで勝利をあげたいユナイテッドは、後半終了間際、チャンスを迎えますが、ゴールはならず。崩れ落ちる寺田監督。試合は2対2の引き分けで、勝ち越すことはできませんでしたが、上位相手に勝ち点1を獲得しました。
福島ユナイテッドFC・上畑佑平士選手「自分たちもかなりの決定機があったので、最後の精度を上げていかないと、後半戦勝ち上がっていけないので、しっかりと向き合っていきたい」
ユナイテッドの順位は、変わらず12位のままです。昇格プレーオフ圏内の6位との勝ち点差は9に広がり、昇格に向けて厳しい状況が続きます。

ユナイテッドは次の試合は8月24日、アウェイで19位のFC岐阜と対戦します。