南西諸島は熱帯低気圧と寒冷低気圧の影響
マイナス33℃前後の寒気を伴う上層の寒冷低気圧(UCL)が沖縄近海を西進しており、熱帯低気圧が沖縄の南を北上しています。南西諸島の近傍では雷が検知されています。
上層の寒冷低気圧は19日にかけて沖縄地方を西進し、20日は台湾海峡付近へ進む見込みです。熱帯低気圧は南西諸島近傍を北上し、20日は東シナ海を北上する見通しです。
上空の寒気や熱帯低気圧周辺の下層の暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った激しい雨が降って大雨となる所があります。南西諸島では20日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。また、波が高くなる所があり、南西諸島では19日にかけて高波に注意が必要です。