全国各地で発生する豪雨災害や水害に対する理解を深め備えにつなげてもらおうと、岩手県立図書館でパネル展が開かれています。

これは岩手県の協力を受けて開催されているもので15枚のパネルに県内で発生した過去の水害の状況や県の治水対策がまとめられています。このうち、1時間に50ミリ以上の雨の観測が1980年代には13地点だったのが、2010年代には約3.2倍の41地点に増えたことが説明されています。

また、去年8月の台風5号の際に久慈市の滝ダムでは事前に2度の放流を行い下流域の水位を低下させたことも紹介されています。パネル展は今月28日まで県立図書館で開かれています。