1週間前の集中豪雨以降、姶良市の一部地域では断水が続いていましたが、きょう15日、ほとんどが復旧しました。一方、交通への影響が残るなど暮らしに影響が続いています。
今月8日から断水が続いていた姶良市加治木町の小山田地域です。給水所にはあさから水を求める人たちが訪れていました。
(給水をしにきた人)
「全然出ない、もう1週間以上」
「1週間近く水が出ないと、疲れがピーク」
(記者)「断水が続いている姶良市加治木町市来原地区、給水所まで遠いので湧き水を生活用水に利用している」
小山田地域で畜産業を営む男性です。牛1頭の世話には1日40リットルほど必要だということでこの1週間湧き水を何度も汲みに行きました。
(畜産業を営む男性)「牛も洗えない、ストレスが溜まってしまう」「こういうのははじめて、8・6水害以来なのでは」
午後には順次、配水が再開し、小山田地域の580戸の断水は15日夕方解消しました。
(竜門少に通う小学生)「水のありがたみを実感しました」
水は出るようにありましたが地域の人たちの暮らしが元通りになったわけではありません。
(竜門少に通う小学生)
「運動会が心配、中止するかもしれない」
「工事の人ががんばっているからできたらいい」
(小山田地域に住む人)
「バスが当たり前の停留所に来ない」
「大きな荷物を背負って加治木駅を目指したけど、暑かった、すごくつらかった」
姶良市によりますと断水は、北山上集落の1戸で続いていて復旧時期は未定です。














