東京・日本武道館で行われた「全国戦没者追悼式」には天皇陛下が出席し、終戦80年のおことばを述べられました。おことばには、去年はなかった“ある1文”が盛り込まれていました。
きょう、日本武道館で行われた「全国戦没者追悼式」。天皇皇后両陛下が出席し、陛下がおことばを述べられました。
「さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします」
追悼式に参列した遺族は3358人。悲惨な戦争の犠牲になったおよそ310万人を追悼しました。
長屋昭次さん(98)〔兄が戦病死〕
「(終戦80年は)一つの節目ですかね、感慨が深いです。遺族がもう半分くらいになりました」
一方で課題となっているのが「戦争の記憶の継承」です。
「全国戦没者追悼式」での天皇陛下のおことばには、今年“ある1文”が追加されていました。
「戦中・戦後の苦難を今後とも語り継ぎ、私たち皆で心を合わせ、将来にわたって平和と人々の幸せを希求し続けていくことを心から願います」
“戦中・戦後の苦難を今後とも語り継ぎ”という言葉です。
戦後80年となる今年、両陛下は戦禍の地をめぐり、戦没者に心を寄せられてきました。一方で陛下は戦後生まれ。戦時中に疎開を経験した上皇さまからたびたび聞いた戦争の記憶を、さらに次の世代へと語り継いでこられました。
(今年2月)
「愛子にも、戦争によって亡くなられた方々や苦難の道を歩まれた方々に心を寄せていってもらいたい」
6月、沖縄に同行した愛子さまは、沖縄戦の悲惨な経験を記録した証言集を読み、「なんと壮絶な。生きていくために、こういう選択をしなければいけないという」と話されていました。
愛子さまはきょう、お住まいの御所で黙とうし、来月もご一家3人で被爆地・長崎を訪問されます。
「戦中・戦後の苦難を今後とも語り継ぎ、平和と人々の幸せを希求し続けていくことを心から願います」
戦争の記憶を継承し、苦難を語り継ぐ。私たちに課せられた大きな使命です。
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