イヌやネコは人よりも熱中症になりやすい?
正解は・・・〇!
脇本院長によりますと、イヌやネコは平熱が高く37.5~39度ほど。汗腺が少なく、主に鼻鏡という鼻の先と肉球にしかありません!人のように汗をかくことができないため、体温を下げる能力が人よりも低いそうです。
さらに、ネコよりもイヌの方が熱中症になりやすいといわれることもありますが…そんなことはありません!
童謡の「ゆきやこんこ」では、「イヌは喜び庭駆け回り、ネコはこたつで丸くなる」。もともとネコは暑くて乾燥地帯、イヌは寒い地帯を起源としているので、種としてのネコの強さはありますが、日本の高温はまだしも多湿はイヌ・ネコともに熱中症の原因になります。
イヌではぽっちゃりさんや老犬、そして大型犬や短頭種といわれる鼻ぺちゃのイヌたち(フレンチブルドック、パグ、ペキニーズなど)は特に注意が必要です!