宮城県では、15日朝から北部を中心に雨が降り出し、この後昼過ぎにかけては西部を中心に所々でにわか雨が予想されています。一方で最高気温は、14日よりもやや高く、30℃から33℃まで上がる見込みで、残暑が厳しくなりそうです。熱中症への注意が必要です。

15日の天気と気温

午前3時の天気図では、北海道に低気圧がやってきており、そこから伸びる気圧の谷がこの後昼前後に県内を通過する予想です。このため西部を中心ににわか雨がありそうです。

全国的には西日本、東日本で晴れるところが多く、最高気温は東京で33℃、大阪では36℃まで上がる予想で、Uターンなどを予定している方は熱中症に注意・警戒が必要です。

県内の最高気温は仙台で32℃など、昨日よりも2度前後高めとなり、午後3時頃に最高気温を観測するところが多くなりそうです。楽天イーグルスのナイトゲームの時間帯も気温は28℃前後になる見込みです。明日の最低気温は仙台で23℃などと、今朝と同じかやや低くなるでしょう。

地域別の天気

仙台市内では、この後昼過ぎにかけては雲が多く、西部を中心ににわか雨がありそうです。夕方以降は晴れ間が出てきて、夜はすっきりとした星空となるでしょう。

名取から七ヶ宿では、蔵王町周辺で夕方まで雨雲がかかる可能性があります。雲が増えるものの最高気温は30℃以上まで上がって蒸し暑くなるでしょう。

石巻から加美では、今日日中は熱中症に十分な注意が必要です。夕方以降は乾いた西寄りの風が吹きますが、平均4mくらいで特に強くなることはないでしょう。

気仙沼から鳴子では、午前中は所々で雨が降りますが、午後は次第に晴れるでしょう。波の高さは今日、明日ともに1mで海水浴日和が続きそうです。

週末と週間予報

お盆休みも終盤となりますが、明日・明後日の土日の天気は基本的に晴れや曇りの時間が長くなりそうです。ただし、にわか雨の可能性もあり、明日土曜日は丸森町など県南部を中心に夕方以降ざっと雨が降るところがありそうです。日曜日は北から前線が近づいてくる影響で、夜に西部を中心に雨の降るところがありそうです。

最高気温は明日が30℃から32℃くらいの予想ですが、明後日日曜日は北から近づく前線に向かって暖かい空気がどっと流れ込み、仙台では35℃まで上がる予想で、8月5日以来12日ぶりに猛暑日となる可能性があります。熱中症に警戒してください。

週間予報では、お盆休みが明けてからも太平洋高気圧の張り出しが強まる状態が続くため、しばらく晴れ間の出る日が続く見込みで、まとまった雨にはならない予想です。ダムの水不足や農作物への影響にも注意が必要となりそうです。最高気温は月曜日以降も連日33℃前後まで上がるでしょう。

全国的には北海道や北陸、東北の日本海側は何日か雨の降る日がありそうですが、その他の地域は東日本や西日本を中心に晴れて厳しい暑さ、あるいは猛烈な暑さがしばらく続いていきそうです。熱中症に十分注意していきましょう。