山口県柳井市の夏の風物詩「柳井金魚ちょうちん祭り」が13日に開かれ、多くの人でにぎわいました。

柳井市の夏の風物詩「柳井金魚ちょうちん祭り」。
金魚ちょうちんが泳ぐ柳井市の中心街に出店などが並びます。
天候にも恵まれ、去年より3000人多い8万9000人が訪れました。


金魚ねぶたが爆走
「らっせらーらっせーら・・・」

祭りの目玉は、地元企業などが手作りした11基の「金魚ねぶた」です。
「らっせーら」のかけ声とともにぐるぐると回って「爆走」すると、まちが熱気に包まれました。

参加者
「ポイントはやっぱり子どもたちが喜んでくれるねぶた、そういうねぶたがいいなと思います。柳井はやっぱりこれがないと夏が始まらないなと思います」

広島から
「去年初めて来たんですけど、広島より盛り上がってて、今年も来ようかなと思って来ました」
「楽しい!ぐるぐるなんかいっぱい回ってるのがすごい!」


日が落ちてくると、まちなかに飾られたおよそ2500個の金魚ちょうちんに明かりがともります。
白壁の町並みは、幻想的な雰囲気に包まれました。


お盆に帰省した人々などをふるさとの民芸品でお迎えしようと開かれている祭りも34回目。
今年も、金魚ねぶたに金魚ちょうちんと、まちじゅう金魚だらけの熱い1日になりました。

金魚ちょうちんの夜間点灯は、8月末まで行われます。