事故の原因は、ミニボートの経年劣化とみられています。
このボートは5年前に使用して以来、全く使われておらず、メンテナンスも行われていなかったことから、船体の継ぎ目部分が劣化して空気が漏れ始めたと考えられています。
海上保安部では、ミニボートや手漕ぎボートでのマリンレジャーや釣りを楽しむ際は、出航前には必ず船体の点検を行うよう注意を呼びかけています。
なお、第八管区海上保安本部管内では、去年の船舶事故132隻のうち、プレジャーボートが65隻、そのうちミニボートの事故が14隻(22%)発生しています。