児童館をリフォーム 「ながたんち」(三股町)


一方、こちらは、今年8月三股町にオープンしたキャンプ場、その名も「ながたんち」。


どこか懐かしい雰囲気が漂うこの建物、実は…

(大宅功介さん)
「元々は長田児童館で、子どもたちの小学校が終わった後に遊ぶ場所というか、そういう場所だったんですけど」


かつて児童館だった建物をキャンプ施設にリフォームしたのが、都城市でジムを経営している大宅功介さんです。

大宅さんは、運動だけではなく自然の中で活動することが心身の健康につながると考え、この場所をキャンプ場として活用することを決めました。

(大宅功介さん)
「昔ながらの雰囲気というのを大事にしたいなと思ったので、ここに来られた時にホッとできるような場所というので、古さもいい具合に残しながら、新しくするところは新しくして、という形でやりました」


施設の改修工事には都城高専の学生たちも参加し、大人も子どもも楽しめるキャンプ場にしようとピザ釜やボルダリングができるスペースなどを作りました。

(都城高専の学生)
「作業自体も楽しかったですし、愛着もわいてくるのでよかった。(大人も)童心、幼い頃に戻ったみたいに遊べばいいんじゃないかなと思います」


施設の利用は1日1組限定。

お風呂やトイレのほか、エアコンが完備されている部屋もあり、キャンプ初心者や家族連れも安心して滞在することができます。

(妻・大宅未希さん)
「子育てしている人からしたら、周りを何も気にせず遊んでいいよ、と言える環境が一番いいですよね」


(大宅功介さん)
「この場所は基本的に日常生活とか都会の方とかで頑張っている方とか、子どもたちはコロナ禍で色々な縛りがあって、思い切り体を動かせないとか、いう環境で生活をしているので、そういう人たちが発散できる場所になればいいかなと思います」


※MRTテレビ「Check!」11月22日(火)放送分から