記録的な大雨で被害を受けた姶良市では1万5000戸あまりで断水が続いています。

きょう14日、そのほとんどは復旧する見込みですが、一部地域の580戸については、断水が続く見込みです。

記録的な大雨の影響で、姶良市と霧島市では水道施設が破損したため断水が続いてましたが、霧島市はきのう13日までにすべて解消されました。

一方、姶良市では市全体の4割にあたる1万5580戸で断水が続いています。

このうち、姶良地区の1万5000戸はきょう14日、復旧する見込みで、小山田地域の一部の350戸は今月17日ごろの見込みです。

小山田地域の残りの230戸については工事に時間がかかっていて復旧のめどが立っていません。

市は4か所に給水所を設置し、7か所を臨時給水所として開放しています。

県によりますと、大雨による被害で1人が死亡、5人がけがをしています。また、建物の被害は全壊が2棟、床上浸水が345棟、床下浸水が414棟ですが、調査に時間がかかっていて被害の数はさらに増えそうです。