本物そっくり!精巧な制作プロセス
型を取るときのコツは、吸盤がよく見えるように丁寧に形を整えること。さらに、シリコンのかけ方にもポイントがありました。
石村さん
「表面にまとわせるのが一番大事なところなので、細く、空気を抜きながら垂らしていきます」
仕上げにエアブラシで密着させることで、細かい部分まで表現できるそうです。できあがったらレジンという樹脂を流し、固まったら原型の完成です。原型をもとに、ピアスやネックレスなどの作品に仕上げます。吸盤やしわなど細かいところまで再現されていて、まさしく「本物」のタコ。
タコが周りに似せてカムフラージュするのと同じように、日常使いしやすいデザインを目指します。

石村さん
「テナガダコといって、腕がビローンって長いタコです。そのタコの腕を2本ネジネジしてバングルにしました」
アクセサリーを通して、様々なタコの特徴を見比べることができるのも楽しみ方のひとつです。