イベントでは?役所では?
5大ドームの一つ、福岡の「みずほPayPayドーム」では女性客が多いイベントの際には、一部の男性用トイレを女性用に切り替える工夫をしています。
熊本県内では、2019年に完成した熊本城ホールは、一時避難場所としての役割もあるため、194の女性用トイレを設置しました。完成から57年が経つ市民会館と比べても、その多さは一目瞭然です。
【熊本城ホール】男性用:171 女性用:194
【市民会館シアーズホーム夢ホール】男性用:43 女性用:48

そして公共性の高い建物としては、熊本市役所の本庁舎の建て替えが計画されています。これについて市はどう考えているのでしょうか。
大西一史市長は「女性用トイレの比率を増やす。きちんと予算をつけて快適な環境を整え、防災上も優れた施設にするため対応していく」としています。
