宮城県南三陸町の震災復興祈念公園にある防災対策庁舎では、訪れた観光客などが手を合わせる姿が見られました。

防災対策庁舎では、東日本大震災の津波で町の職員など43人が犠牲となりました。

日が暮れてくると庁舎にあかりが灯されて骨組みだけが残った建物を柔らかな光が包みました。

このあかりには震災の月命日とお盆の時期に震災で亡くなった人たちをしのぶ迎え火と送り火の意味が込められています。

お盆の時期にあかりが灯されるのは初めてです。

防災対策庁舎は、8月17日までライトアップされます。