動物を通して子どもたちに命の大切さを知ってもらおうという授業が12日、山口市でありました。
「こども食堂」の活動に取り組む「小郡南あったか食堂」が企画したもので、小学生から高校生までの15人が参加しました。

講師は広島県の高校教員で、動物愛護について出前授業もしている山下育美さんです。山下さんは飼い主が手放したイヌやネコが動物愛護センターに収容され、新しい飼い主と出会えなかったら処分されてしまうと話していました。
環境省によるとイヌやネコの処分数は減少傾向ですが、2023年度は全国で約9000匹が処分されています。
授業を受けた子ども
「僕は別に動物を飼ってないんですけどこれから守っていきたいなと思いました」
講師・山下育美さん
「愛護活動と聞くとハードルが高いもののように思われがちですけど、どんな人でもいろんな関わり方ができる、関われる人たちがたくさん増えていって今の現状を少しずつ変えられたらいいなと思っています」
子どもたちは命の大切さを真剣な表情で学んでいました。