被害はコメにも 玄米1700キロ収穫できず
福津市大石のコメ農家です。
近くの道路ののり面が崩壊し、土砂が田んぼに流れ込んでしまっています。

コメ農家 仲大介さん
「ここの道ののり面が崩れて全部田んぼの方に土砂がいってしまって、水路の水とため池からこぼれてくるあまし水が、全部田んぼを経由して下に流れているみたいな状態。ちらほら稲が見えると思うんですけど埋まってますね」

仲さんが作っているのは早期米のコシヒカリ。
17日から収穫を予定していました。

しかし、流れ込んだ土砂により、水路がふさがったため田んぼから水を抜くことが出来ません。
これにより稲刈り機を入れることが出来ず、収穫ができないという状況になっているのです。
被害は玄米で1700キロにも及ぶといいます。

コメ農家 仲大介さん
「土砂で水路が断ち切られている状態なので、水がはけないんでちょっと厳しいですね。あんまり置きすぎるとコメが熟れ過ぎちゃって収穫適期から外れるので、ずるずる遅らせればいいものではない収穫間際でこれは痛い」