前田気象予報士「3食しっかりと食事を摂ることが大事」

 夏の脳梗塞の予防について、我妻敬一院長は、『水分と塩分の補給が大切』と指摘します。血中に塩分が足りていないと、血液の量が減ったり、血液がドロドロになったりするということで、この点においては、熱中症対策と同じだということです。
4.jpg
 健康気象アドバイザーの前田智宏気象予報士は、「熱中症予防と同じことをすればいい、というところはわかりやすいと思いますが、屋内でエアコンの効いた部屋で過ごしていると水分補給を怠りがちになってしまうので、意識的に時間を決めて水分をしっかりとること」とアドバイスします。

 また、「塩分補給と言って塩分をとりすぎるのも血液にとってはよくないので、塩分補給のために、『3食しっかり食事をとる』ことが大事です。食事からとれる塩分で十分熱中症の予防にもなりますし、脳梗塞の予防にも結びつくと思いますので、夏でもしっかりご飯を食べる、ということを心がけていただきたい」とコメントしています。