安倍晋三元総理の事務所から、22日に発表された文は次の通りです。


ご挨拶

晩秋の候を迎え皆様におかれましてはますますご清栄にてご活躍のこととお喜び申し上げます。早いもので安倍晋三代議士が亡くなられて四か月余りが過ぎました。齢六十七歳。あまりにも早い他界でしたが、故人生前中は一方ならぬご厚誼に預かり、衷心より厚く御礼申し上げます。申すまでもなく、亡くなる直前まで国家国民のために、世界の平和と安定のためにと、政治に情熱を注ぎ、邁進(まいしん)できましたのもひとえに皆様方の力強いご支援、ご支持のお陰であり、故人に代わりまして心より感謝とお礼を申し上げます。事務所の閉所につきましては、当事務所は先代・晋太郎先生より引き継いだもので、いくたびもの選挙を共に戦い、歓喜を分かち合ってこられた皆様方には思い出も多く、感慨もひとおしで、惜しまれる声もたくさんいただきましたが、国葬儀、県民葬儀を終えた今、これを区切りに本年末をもちまして閉じることといたしました。また、多くの皆様からお気遣いをいただきました昭恵夫人につきましては、県民葬でのご挨拶の中でも申されましたように「いずれは安倍晋三が愛した下関・長門の地で静かに過ごしたい。そして、ふるさと山口県のために何か出来ることがあれば手伝いたい」とのお気持ちでございますので、今後とも変わらぬご交情を賜りますようお願い申し上げます。結びに、皆様のますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、事務所閉所にあたりましてのご挨拶とさせていただきます。長い間、たいへんお世話になりました。ほんとうにありがとうござました。

令和四年十一月吉日

安倍晋三事務所

各位