あなたは、親子で相続やお金の話をしたことはありますか?
街の人はー
「両親が79歳なので、そろそろ考えなきゃいけないなと思いながら全然してないという状態ですね」(40代女性)
「デリケートな話題なので話したことはないです。自分にそういうのが来るって自覚がないのであんまり深く考えたことがない」(50代女性)
「あんまりわかってないですね。次男なんで、長男任せ。20年後とか、だいぶ先の話かななんて思ってるんですけど」(30代男性)
いざというときは突然やってきます。家族が集まる帰省時だからこそ話しておきたい、相続とお金について、税理士の橘 慶太氏に教わります。
今すぐ話しておいた方がいいこと
これまで5000人以上の相続相談にのっている税理士の橘慶太氏によると、「自分は関係ない」「親が元気だから大丈夫」と思っている人こそ要注意!いざ相続が起きると多くの方がトラブルに巻き込まれているといいます。

話しておくべきポイントは、以下の5つです。
◆不動産(家や土地)
固定資産税の納税通知書に一覧があるので、そこで把握する
◆預金
どこの銀行に口座があるか把握する
◆生命保険
どの会社の保険に入っていて、受取人は誰かまで話すのがベスト
◆借金・ローン ※重要
もし借金がある場合、相続が発生してから3か月以内に手続きをしないと借金を引き継ぐことになってしまうので、ある場合は早めに伝えてもらう
◆電子マネー
電子マネーが引き出せないトラブルが増えている